
実家を売るか貸すか、まだ決めていない。でも、誰かに使ってもらえるなら、と空き家バンクが気になっている。
空き家バンクは、市町村が空き家の情報を集めて、住む家を探している人に知らせる仕組みです(新潟県)。新潟県では、県のページに29の市町村のバンクの窓口が載っています。新潟市は西蒲区だけで行っています。
登録そのものに、市がお金を取るという記載は、確かめた5市のどこにもありませんでした。一方で、登録の前に済ませておくことと、市によって違う決まりがあります。
| 市 | 違い |
|---|---|
| 新発田市 | 登録の前に、市が宅地建物取引業協会の新発田支部に、約2週間、物件を知らせます。買いたい業者がいなければ、あらためてバンクに登録します。バンクへの登録と、不動産業者への登録を同時にすることはできません。登録は、決まった日から2年後の年度末まで |
| 上越市 | 毎月3回の無料相談会で、宅地建物取引業協会と全日本不動産協会が、所有の確認をしてから登録します。交渉と契約はこの2つの団体が仲介し、持ち主と相手の両方に仲介手数料がかかります |
| 柏崎市 | 市ではなく、市が指定した団体(特定非営利活動法人aisa・電話 0257-21-5910)が窓口です。最初に、不動産事業者の紹介を頼みます |
| 長岡市 | 持ち主と相手が交渉します。市は連絡先の交換を手伝い、トラブルを防ぐため不動産業者を入れることをすすめています |
| 十日町市 | 契約は持ち主と相手の2人で行います。市は不動産会社に仲介を頼むことをすすめています |
先に不動産会社と契約するか、バンクに出すかで、進み方が変わる市があります。どちらから始めるかは、実家のある市町村の窓口に、最初の電話で聞いておくと迷いません。
空き家バンクへの登録が条件になっている補助があります。確かめた中では、新発田市の家財道具の処分の補助(費用の3分の2・上限10万円)、長岡市のバンクの物件を買った人のリフォームの補助などです。
片づけの補助がある市町村の一覧は、片づけの記事にまとめています。受付の状況は年度の途中で変わります。
登録したあとも、売れるか貸せるまでは、家の管理は持ち主が続けます(十日町市)。雪の多い地域では、冬の管理の手配も先に考えておきます(空き家と雪の記事)。